2024/06/07

出口の見えないトンネルに入ったときのこと〜起立性調節障害

起立性調節障害


この病気について思うこと。

朝起きられない病気というキャッチフレーズで生活習慣の乱れという言葉とはかけ離れた症状になります。

一般的に言われているのは、思春期の頃に心身の成長バランスが崩れ、起立性調節障害の症状がおこると言われています。

原因を聞くと、熱中症、コロナ感染後、
友達とのトラブル、受験のストレスなど。

運動部で活発な子が発症したり、中学受験をするような真面目な子だったり。

他の病気や生きづらさとの併発であったりと、原因の理由、その子の症状のタイプ、お困りごとは様々のようです。


娘は友達とのトラブルからでした。そのトラブル内容は別の日に書きます。


それから次の日、登校するも学校を休みたいと言い出し、胃が痛くて食欲なし。そして眠る時間が長くなっていきます。

胃の激痛で近所の小児科へ通院。最初は胃潰瘍の薬を処方されます。薬がきれたので、小児科の受診予約をするが、本人が起き上がれないので、私だけが病院に行きました。



タクシーでも無理、車5分の距離です。



本人の前では普通に振舞っていましたが、陰では泣いていたのを思い出しました。



もし本人が来ていたら、胃カメラかもしれなかったので本人は後から、行かなくてよかったと安堵していました。



そして娘の症状、前回の受診での血液検査、心電図等を踏まえて医者は


「起立性調節障害です。本人が学校に
行きたくないと言ったら、絶対に行かせないでください。学校に何か言われたり、何かあったら、診断書を出しますよ」


と言われました。


そして、血圧をあげる薬と漢方薬も胃薬に加えて処方されました。



これが起立性調節障害という病気を知り、出口が見えないトンネルをくぐる幕開けでした。