起立性調節障害と向き合った2025年|転換期に立つ親子の記録


2025年のX(旧Twitter)の投稿を振り返ると、これまでの積み重ねの中で、少しずつ「転換期」を感じさせる内容が増えてきた一年でした。起立性調節障害(OD)の子どもとの日常は続いていますが、「最近学校に行ける日が増えてきた」「朝のルーティンが少しずつ定着してきた」といった回復の兆しを記す投稿が目立つようになります。大きな変化ではなく、小さな前進。それでも同じ境遇の人から「良かった」「参考になる」と声が届くことがあり、その反応が静かな励みになっていました。


一方で、前向きな報告だけではありません。2025年は、親としての弱音や限界感をこれまで以上に率直に書いた年でもあります。「親ももう限界」「どう支えていいか分からない」。そんな本音を吐き出した投稿には、「わかる」「お疲れさま」といった短い言葉が寄せられることが多く、共感の力をあらためて感じさせられました。正解を出せない状況の中で、気持ちを言葉にすること自体が支えになっていたように思います。


子どもの小さな成長や笑顔を記録する投稿も、この年の大切な要素です。「久しぶりに笑顔が見られた」「自分で一歩踏み出せた」といった何気ない出来事は、数字としては大きくなくても、心に残る反応がありました。起立性調節障害と向き合う日々では、こうした瞬間が、次の日を乗り切る力になることがあります。


また、通院や薬の調整についてのリアルな記録も継続されました。症状の変動や新しい対応について書くことで、「うちも同じです」「参考になります」といった声が届き、孤立しがちな療養生活の中で、見えないつながりが確かに存在していることを感じさせます。保護者コミュニティへのエールや交流の共有も含め、2025年は「支え合い」を意識した一年だったと言えるでしょう。


全体として2025年は、起立性調節障害という長いトンネルの中で、親子が自分たちなりのペースを少しずつ掴み始めた年でした。前向きさと不安、希望と疲労が同時に存在する。その揺れをそのまま残した記録が、この一年の投稿でした。