起立性調節障害の子どもと過ごした2024年|静かに続く親子の記録






2024年のX(旧Twitter)の投稿を振り返ると、2023年に引き続き、起立性調節障害(OD)の子どもとの日常と療養生活が中心にありました。プロフィールに掲げていた「親子そろって病院通いがライフワーク」という言葉は、この一年も変わらず現実を表しています。通院の記録、体調の波、学校や生活リズムの調整。特別な出来事ではなく、繰り返される日常の積み重ねが淡々と綴られていました。


2024年の特徴として感じられるのは、体調がやや安定する日が増えた一方で、思春期特有の心の揺れや、親子間のコミュニケーションの難しさがより言葉にされるようになった点です。朝起きられないことへの苛立ちや、先が見えない疲労感を正直に吐露しながらも、「今日は少し元気だった」「久しぶりに笑顔を見た」といった小さな変化を丁寧に拾い上げています。良い日も悪い日も、どちらかに寄せすぎない書き方が、この年の投稿にはありました。


医療機関での新しい対応や薬の調整についての記録も増え、長期化する療養生活の中で、試行錯誤が続いていることが伝わってきます。また、同じ立場の保護者とのオンラインでの交流に触れる場面もあり、孤立しがちな状況の中で「つながり」を意識的に求めていた一年だったように思います。言葉を交わすこと自体が、支えになっていた様子がにじみます。


全体を通して2024年は、起立性調節障害との向き合いが長期化する中で、親子ともに感じる精神的・身体的な疲労と、それでも日々を続けていこうとする小さな前進が同時に存在した一年でした。投稿数は前年より控えめながら、言葉の奥行きは深まり、同じ悩みを抱える親にとって「無理をしなくていい」と静かに寄り添う記録になっています。弱音を隠さず、自分たちらしいペースを探し続ける姿は、2024年も変わらず、そこにありました。