【冬のメンタルケア】「なんとなく辛い」は季節のせいかも?今すぐできる3つの対策
「最近、わけもなく悲しくなる」「やる気が出なくて、朝布団から出るのが辛い」
もし今、あなたがそんな不調を感じているなら、それは決してあなたの心が弱いからでも、怠けているからでもありません。
冬になると日照時間が減り、脳内の幸せホルモン「セロトニン」が不足することで起こる
「冬季うつ(季節性情動障害)」
の可能性があります。
寒さで体が縮こまると、心まで閉じてしまいがちですよね。私自身も最近、気圧の変化や寒さで気持ちの波を感じていたので、自分をいたわるために調べた「冬のセルフケア」を共有します。
1. 脳に「朝の光」を届ける(最重要!)
冬の脳は、慢性的な光不足でエネルギー切れを起こしています。
起床直後の15分〜30分、カーテンを開けて窓際で日光を浴びてみてください。曇り空でも、室内照明よりずっと強い光が届いています。
体内時計がリセットされ、夜の睡眠の質も上がります。「光」は心の栄養剤だと思って、積極的に取り込みましょう。
2. 食事で心を温める
セロトニンの材料となる**「トリプトファン」と、冬に不足しがちな「ビタミンD」**を意識して摂りましょう。
トリプトファン: 納豆、豆腐、バナナ、乳製品、卵
ビタミンD: サケ、青魚、きのこ類
おすすめは、これらを入れた**「具沢山の温かいお味噌汁」や「豆乳鍋」**。体温を上げながら心に効く栄養も摂れる、最強のケアメニューです。
3. リズム運動でセロトニンを増やす
散歩などの「一定のリズムを刻む運動」は、セロトニンの分泌を促します。
寒い日は、家の中でラジオ体操をするだけでも十分効果があります。また、ガムを噛むような咀嚼(そしゃく)運動もリズム運動の一つです。
最後に:冬は「充電期間」です
自然界の動物たちが冬眠するように、人間だって冬は活動量が落ちて当たり前なんです。
「今はエネルギーを溜める時期」と割り切って、自分にとことん優しく過ごしましょう。
辛い時は無理をせず、温かい飲み物でも飲んで、ゆっくり休んでくださいね。



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