親としてはまだ再発の可能性が頭にある

 全日制高校にすすむほど、回復したからといって、最初の症状は軽いものではなかった。

 

胃が痛いからはじまり、ものが食べられず、学校に行きたくないと言い出した。段々寝てる時間が長くなってきた。学校に行こうとするも、朝、目の前で倒れたりし始めた。

遅刻より早退の方がいいとテレワークの旦那の送迎で登校し、早退する日が続く。その時は夕方の方が調子が悪いときが多いと言っていたが、ムリに登校していたので、早退したあと、調子が悪かった。


そして朝スマホ大音量で流しても目が覚めない、起立性調節障害のキャッチフレーズ的な朝起きないになっていった。


ちなみに朝起きられないというフレーズはすきではない。


そして、本人に頭痛の様子をきくと、頭をバットで殴られた位の痛みから目が見えなくなってからはじまると言っていた。



こういうふうに言語化出来るようになったのは少し後のことだった。


今度、医者への受診前に学校に行けない理由ではなく、身体的な困りごとを予め、深堀りするのをすすめます。そして、メモする。


私から見ての症状と本人の症状についてなど、メモ書きしてから、受診した。


よくなっていく過程では人それぞれだとは思うけど、このメモ書きは上向いたきっかけのひとつであったと思う。客観的で症状を言語化すると、医者に説明しやすいし、言い忘れや困りごとをピンポイントに伝えやすい。


うちのコの起立性調節障害の過程の話でした。


普通の高校生していても、再発したらどうしようという気持ちはどこかにある。娘にも夫にも二十歳になるくらいまでは再発の可能性はあるからと頑張りすぎないとよく釘をさしている。

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